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League of Legendsで戦う管理人の奮闘記録

Worldsも終わりLOL界隈はArcane一色に

PBE(テスト鯖)にジンクスのExalted Skin登場。実装は次パッチ予定

Worlds決勝の興奮も冷めやらぬこの11月、巷ではNetFlixでArcaneのシーズン2が公開されたこともありRIOTの各タイトルではスキンラッシュが続いています。

Valorantではジンクス風ヴァンダルとヴァイのグローブ風近接武器がセットで、TFTではアニーのプレステージタクティシャンに加えてジンクス、エコー、ヴァイ、ケイトリンのミシックタクティシャンが導入(ジンクスは8頭身でチビではない初のタクティシャンとして)LOLでは専用のパスでケイトリンのプレステージスキン入手可能と共に、初弾と第2弾に分かれてArcaneの各種スキンが発売されます。

色々情報が錯綜しているのでいくつかの点だけ軽くかいつまんで紹介したいと思います。


サンクタム(カプセル)の導入とスキンTierへのExalted追加

※引用:海外系LOLリークチャンネル「Big Bad Bear」様より

これは端的に言うと、現在のスキンTierの一番上「トランセンデント」の下、「アルティメット」の上に「イグゾルテッド」というTierを追加するというもの。これは400RPのカプセルを空けた時に0.5%の確立で出てくるスキンでバッドラック保証で80回で確定排出されることから約32000円相当のスキン、という位置づけになります。

最初のイグゾルテッドスキンが冒頭の画像にあるArcaneジンクスの特別版スキン。ゲーム内で3パターンに見栄えとエフェクトを切り替え出来るスキンです。これに対して海外では、古くはエレメンタリストラックスや銃装機神ミスフォーチュンなどがゲーム内で見た目切り替えできるアルティメットスキンとして3000RP台で購入可能だったことと比較し「RIOTもガメつくなったものだ。。。」と嘆く声も多く聞かれています。

まあこの辺りは筆者としても思うところは色々ありますが、スキン全体のクオリティが底上げされてきていることやサブコンテンツや他のタイトルやイベントとの連携などで事業をよりマネタイズ方向に寄せる必要があったであろうことなどなどを考慮して、仕方ない流れなのかなとも思っています。親会社であるテンセントグループ全体の決算なども影響してそう。ま、嫌なら買わなければ済む話なので金額はあまり気にしていません。

ただ、気を付けたいことは「ミシック ヴァリアント」スキンシリーズとは"スキン単体にかけるコスト"の意味合いが変わってくる気もしており、その辺りは注意が必要です。

前述の動画からの抜粋となりますがこのサンクタム、ガチャを引くとS、A、Bの3パターンで結果が排出されます。

【A-Tier】※10%

これはプチ当たりで特別なクロマ(パラゴンクロマと呼ばれるシリーズ)とバナー、スキンといった内容となっています。10回引くと確定なので4000RPですね。

【B-Tier】※89.5%

これはハズレ枠で約9割がこちらの内容。ミシックエッセンス5~100とランダムアイコン、ランダムエモートがその内容となります。

【S-Tier】※0.5%

こちらが当たり枠。イグゾルテッドスキンの排出です。

これを見ると運さえ良ければ数回で引ける可能性もありますが、そうではなかった場合、ミシックエッセンスは得られるものの、既存のスキンラインを色々と得られる余地はあまりないガチャになる可能性が高いと見てます。

これは、ミシックヴァリアントスキン排出との大きな差異です。筆者のような全スキンカンスト勢は少ないかもしれませんが、配信者や海外のコレクターなどを含めると実は結構な数のカンスト勢が居ます。LOLのスキンは総額がそれほど高くなく、しかも長くプレイしているプレイヤーは数百のスキンを無償で保有していること、などからそれほど多くない課金で全スキンをカンストすることが可能だからです。

そして、ミシックヴァリアントスキン(≒22500RP以内の排出を保証)をGETしようとする場合、実はその過程で排出される通常スキンのかけらなどを重視して引くプレイヤーが多かったと見ています。例えばですが10月後半に出ていたヤスオのミシックヴァリアントスキン。↓コチラ

筆者はヤスオメインでは全然ないのですが、これを買いました。なぜなら、ちょうど欲しいプレステージスキンが結構溜まってきており、毎回ミシックヴァリアントのカプセル(最大で30個)を開封すると途中のラッキーバッグを含めて大体40個の完成スキンが入手できるので、それらを持ってスキンラインの補充をしたかったから、です。

ラッキーバッグが出る確率については引き運が作用しますし、イベント事に確定でもらえるオマケスキンの数が若干違うのですが、概ね1スキンあたり500RP~600RPでほぼ確実に入手できます。

これはスキンカンスト勢にとっては結構美味しい話で、昨今のレジェンダリースキンは1820RP(しかも出る数が過去より増えた)プレステージをまともに取るには1650RPのパスと一定のプレイが必要、などなどの手間を考慮すると1スキンあたり500RP~で全スキン、それもVFX等がバリバリに効いている最新のスキンを全てGETできるのは全然悪い取引ではなく、そのおまけとしてミシックヴァリアントスキンがついてくる、というのは至れり尽くせりで、このミシックヴァリアントスキン単体で22500RPする、という価値観と全く違う受け止め方が可能なのです。

勿論、ここまでお得感があるのはカンスト勢だけというのは理解しています。しかしそれでも一般スキン30~40が副賞として手に入り、きっとその中ではいくつかがレジェンダリーや好みのスキンも出るであろうことなどを考えるとこの22500RPで30カプセル+アルファというセットには全く嫌な思いは感じていませんでした。

これに対して今回のサンクタムシリーズは既存のスキンラインと完全にラインを分けて排出されることから本当に「ラグジュアリーなコンテンツ」を入手するためだけの課金要素、となることに注意が必要です。

これに近い要素としては少し前のFakerの殿堂スキン(約6万円相当)の単体スキンセットがありました。あちらもカプセル等は一切なく、特殊クロマとFakerの過去スキンこそついていたものの、基本的には「純粋に単体スキン及びその周辺のVFX」に対して6万円という非常に高額なスキンシリーズとなりました。最も旬で円熟期に達していたFakerだったからこそ成立しましたが、他のどの選手であってもあの値付けだと来年以降はガクッと売れ行きが下がる可能性が高いのではないかと筆者は見ています。

と、そんなこんなで、新たなArcaneジンクススキン結構割高な商品となってしまってはいますがArcaneファンそして熱心なLOLファンの方々は是非その仕組みと内容程度は押さえておいて見て頂ければと思います。(個人的には買わなくて良い気はしています。恐らく筆者は買いません。。。衝動に負けなければ。。。)

ここからは余談だらけ、、、ミシックヴァリアントの再販などについて

先日、げまげまのじゃすぱーさんの配信でもランダム合成時にミシックヴァリアントジンスキンが排出されていましたが、実は少し前からこのスキンはランダム合成のプールに入れられています。(※筆者が引いたのはヤスオカプセルを30個開けた10月28日。)

↑参考までに、こちらがその時の排出状況です。

入手順に並べていますがミシックヴァリアントだからと言って他のミシックより出にくく、最後に出た、というわけではなく通常のミシックと同じ排出率、排出ラインに乗せられている状況と思います。また、プレステージ&ミシックスキン全般に言えることとして正規のイベントトークンやイベントカプセル開封でGETした場合はボーダーとアイコンが付いてきますがランダム合成時はボーダー無しです。

↑正規入手時のボーダー表記だとコンナカンジ

このミシックヴァリアントの再入手、特にランダム合成による入手に関してはこのジンだけが該当しその他のミシックヴァリアントスキンは少なくともランダム合成からは排出しない、とRIOTは明言しています。

※引用:RIOT公式HPより


また、同サイトにおいてはミシックヴァリアントやイグゾルテッドに限らず、過去の限定シリーズにおいても下記の様に言及しています。

 

 

なのでベータテスト参加報酬のキングラムスやPAXシリーズのオリジナル、コレクターズエディションについていた黒毛アリスターなどなど、そういった過去のレアスキンも復刻はないとのことですので、コレクターの方はご安心を。

まあ、日本国内ではあまりLOLのスキンマニアは居ないと思うのですが海外では思っている以上に多く、REDITなどでは色々と論争が起きていたりもします。RIOTは基本的に古参ユーザーも大事にする気質を持っているのでこの辺りは信頼して良いのではないかと思います。

また参考までに、ジンだけ排出されることになった背景としてのRIOT公式HPの記述についても再掲しておきます。初めてミシックヴァリアントが排出されたときに「1年経ったらランダム合成できるよ」と発言していたからこそ、約束を守る形でジンだけはプールに入れたとのことです。(個人的にはヨネなども1年待てば入ってくると思って買わなかったので、ちょっと後悔していたりもしますが、ランダム合成には入りませんがサンクタムシリーズなどで復刻する可能性はミシックヴァリアントに関してはあり得ると思っています。)

↓以下、ジンのミシックヴァリアント導入時の公式コメントより。


と、今回は雑談形式でスキン周りのあれこれを書き連ねてしまいましたが、スキンはあくまでLOLの魅力の一要素。あまり振り回されることなく、本来のゲーム性やイベントを純粋に楽しんでいけたらと思う次第です。


最後に。。。

もう皆さんご存じの情報と思いますがT1からZEUS選手脱退してしまいましたね。

↑前年の優勝チームスキンのセット購入報酬、限定ワードスキンが各選手の頭文字を取ってZ,O,F,G,Kを合わせたスキンで(カッコ悪いと)不評だったのですが、、、今となってはこの5人が揃わなくなったことで、ちょっとこのワードスキンの持つ意味合いも変わってきた気がしています。こうしたちょっとしたLOLの歴史と各スキンやワードのシリーズが関わっているのは面白いなと思った次第。

↑個人的には2022年にミラクルを演出したDRXの優勝チーム限定ワードスキンが一番好みです(笑)