E-Sports Life

League of Legendsで戦う管理人『Canopus』の奮闘記録

FXについて

ここでは少しだけ、FXについて小難しい話をしてみたいと思う。特にLOLをやってきた人(LOLじゃなくても何かしらのスポーツ&Eスポーツをやってきた人)だからこそ伝わりやすい要素が結構多いかな、と思ったので。FXに興味がある人などは特に、まずは一読して欲しい内容です。


◆FXで勝てるようになる人は体感で1割程度

自分はかれこれ20年以上FXに関わってきていてこの界隈の大抵の情報は解る方だと思う。んでもってその上で、ザックリだけどもFXで勝ち残る人は1割に満たない、そのくらいじゃないかと思ってる。だから身内や仲の良い友人が「FXやりたい!」と言ったらとりあえずはまず一旦止めると思う。

ここでいう「勝つ」というのは定義が少し難しい面もあり「単純に数回トレードして数万円~数十万円勝つ」とか「半年~1年くらい自己流で投資して収支プラスで終える」とかであればもっと全然、勝ち残る人の率は多いと思う。

でも定義を「5年以上の期間ある程度FXを投資対象としてコンスタントにトレードを続けた上で収支がプラス」と定義したらグッと率は下がる。甘めに見て体感1割、さらに、FX内外に関わらず、「増やした資金に見合った金銭感覚を身に着けて、その資金を守っていける人」となると全体の1~3%くらいまで下がってしまうのでは?とも思う。そのくらい相場でお金を増やして「それを守り抜く」というのは難しい。


◆じゃあやらないほうがいいの?

これは何とも言えない。少なくとも自分はやってきてよかったし、単純な投資以上にたくさんの学びを得られた自負がある。あと、沢山ある個人投資の選択肢の中では株や不動産よりも「他人」に依存せずにすむ「自己錬磨型の投資」というのがとても大きなメリットだと思う。ようは良くも悪くも一人で自己完結し、面倒くさい他者との繋がりや業者の営業を受けるリスクが殆どないのだ。


◆でも始め方はすごく重要

この辺りからがLOLと関連したお話。何が言いたいかっていうと「LOLを初めて触る人間が1年目でプラチナに上がれるか?」っていうお話。

LOLをやってきた大抵の人がこれには即答で「NO!」って答えられると思う。座学できる環境(攻略サイトとか動画とか)がどのくらい揃ってるか、とか、試合数と時間をどれだけかけられるか、とかとかで変わっては来るが、大抵の場合ゼロからPCゲーム始める人が3年目くらいでゴールド到達、こんくらいが平均値なんじゃないかと思う。ショートカットで1年目でプラチナとかはそうそうなれないのだ。

でも不思議なもので、日本人ってゲームを舐めてるところ結構あって「ちゃんと勉強すればゴールドくらいすぐなれるっしょ」と思ってる人も結構多い。んで「なれなかったら周りのせい、味方が弱い。運が悪いんだ」そう思う人もとても多い。

んでもって、これはFXにも同様のことが言える。全く同じ感覚のものがある。本やセミナーに刺激されて「1年で俺はFXで飯が食えるようになって見せる!きっとなれる!」みたいに感じて動く人ってやっぱり一定数居る気がする。これは本当に(言葉はちょっと悪いけど)舐めプと同じだと思う。為替の世界は今期13年目のLOLと違って、もうず~っと続いてきている資本主義&インターバンクに支えられた猛者の溢れた世界。プレイヤーの量も質もLOLより厳しいのは当たり前、って思っておいて欲しい。

ちなみに体感で上位10%くらいの人が「ソコソコFXやり続けて、大きくなくても良いから収支をプラスで逃げ切れる人」と仮定した場合そのラインは現状の日本サーバのプラチナくらいのライン。

そうなると、順調にステップアップしたとしても普通のプレイヤーなら3年くらいは最低でも修行にかかるって考えておいた方が多分良いと思うわけで。

さらに、LOLとFXが違うのは「変な負け方をすると退場」があり得ること。つまり、資金難に陥ってその後の試合継続ができなくなるというのが大きな違いかな、とも思う。

よって「自分がプラチナ相当に至るまで、変な負け方で退場しないように生き延びる」っていうリスク管理(資金管理)をしながら、コツコツと腕を磨いていく。これができるだけで良い。そして、これを実践に移せる人がとても少ないのが現状なのではないかと私は思っている。


◆身に着けたモノはちゃんと残る

と、厳しめのことばかり書いてしまったけど、一方でポジティブな要素もちゃんとある。LOLで一度プラチナまで完全ソロで達した人は解ると思うのだけども、その後のシーズン、よほど大きく連敗したり味方運を崩してもゴールドくらいは簡単に維持できる。そう「身に着けたスキルや感性はちゃんと残る」のだ。

・危険に対する察知能力の向上
・自分の立ち振る舞い、操作能力の向上(無駄を排除&最適化)
・継続的な情報収集(メタの把握)
・淡々と冷静にプレイできるメンタル(場数慣れ)

などなど、身に着けてきたモノがちゃんと残っているので、僕たちは前に進めるわけです。ただの味方ガチャの運ゲーではなく、自分の経験を持ってラダーを上がっていくことができる。

これね、FXも全く同じです。

「FXは運でしょ?」っていう意見や質問はとてもよく見かけるし、運要素は確実にあります。でも、政治情勢や経済指標の内容みたいな自分のコントロール外の部分で運要素があるとしても「自分の行動の最適化」と「リスク管理」そして「メンタルコントロールと視野の確保」っていう自己錬磨の領分においては運要素はありません。試行錯誤と切磋琢磨で磨き上げてきたものが積み重なって残っていくわけです。

それを高めつつ、良い波(運要素)をしっかりと掴んで結果を出していく。これ、本当にLOLにとても良く似てます。LOLだって味方運悪いとどんなに自分が最適解を出し続けていても連敗はするし、レートは下がる。

でも、最適解を冷静に出し続けていれば、回数を重ねていく中で期待値は収束し「自分本来の適正レート」に落ち着いていきます。「瞬間的に何連勝or何連敗するか」とかには運要素は介在するけども、運によってブロンズの人がプラチナに上がることは絶対にないし、プラチナの人がブロンズに落ちることも(これは悲しいことにほんの一瞬であれば不運で落ちることはあり得るんだけど)恒久的にはあり得ない話なのです。


この辺りの感覚値、言葉で伝えるのが難しいのですがLOLやスポーツをかじってた人には結構伝わりやすくて、しかも、一定の成功体験を持っている人はFXやその他投資においても結果を出している人が割と多くて面白いなと思った次第。

余談ですが、UOというゲームでWARをやっていたプレイヤーには投資で大成功した人が結構な率で居て、本当は全部名前公表したいくらいなんですが(みんな偉くなっちゃって怒られそうなので名前は出せない。。。)けども、その位、ゲームで強くなっていく過程とFXやその他投資で自分を研鑽していく過程は似ている要素があるのも事実、と思うのです。

そしてこれは、きっと投資だけにも限らないはず。起業や経営や、その他諸々。これからの日本ではいわゆるサラリーマンのルーティンワークよりも、自己理解と自己判断が求められる、アスリートのような判断力と自己錬磨が求められていくと思った次第。簡単なルーティンワークはChatGPTが解決しちゃいそうですしね。

なので、LOLやゲーム大好きな世のPCゲーマーの皆さん、あなたの今頑張っている&楽しんでいる時間は全然無駄じゃないですよ、と。ただそれだけを伝えたいブログでもあります。ソコで身に着けた情報収集力や忍耐力、練磨力はきっと人生の別の場所でもあなたを支えてくれます。だから、胸張ってガンガン対人ゲーやろうぜ、と。

たまにね、配信者が「自分には価値がないニートだから・・・」みたいなことを(たとえギャグでも)言っていると悲しくなっちゃうので、そんなこと言わずに胸張ってガンガン若さと成長を楽しんで欲しいなと。そして、そんな中から自分みたいに投資や事業やなんやかんやでも、派生して楽しみながらお仕事にできちゃう人が少しでも増えていったら嬉しいなと思い、拙い記事を書き続けている次第です。

きっと、LOLや他のゲームでプラチナ~ダイヤとかに行ける人が、ちゃんとその意味や強さ弱さを理解して、資金管理方法だけは入念に気を付けながら身に着けていったら、FXで勝てる人の率、一般の人より全然高いんじゃないかな?なんて思っておすすめFX業者さんのバナーもちょいとだけ張らせてもらってます。この辺りの諸々詳細はまた別途、書いていきたいなとも思っていますが。先ずは、サイトの趣旨の延長要素として、記事をしたためておきたいなと。