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League of Legendsで戦う管理人『Canopus』の奮闘記録

WCS2022:グループステージ3日目終了!いくつかの番狂わせがありつつも各チーム順当な滑り出し☆

今回のグループステージ、地区別に分けると以下のような状況となっています。

中国          JDG    TES   EDG  RNG
韓国       Gen.G  T1    DWG    DRX
EU          Rogue  G2   Fnatic
北米          C9            100T      EG   
台湾       CFO
ベトナム     GAM

そして、複数チームが出ている地域においては優勝チームを赤色(シーズン中順位ではなくリージョンファイナルで優勝したチームを1位としています)、そしてプレイインステージから勝ち上がってきた予選叩き上げの4チームを青文字としてみると、上記のような色分けになります。なぜこのような分け方をしたのかというと、3日経過時点でいくつかの番狂わせが起きていてとても面白い展開となっているからです。

1日づつ振り返ってみましょう。

10月8日は何と言っても最終戦、プレイインステージから勝ち上がってきた中国4番手のRNGが韓国のリージョン優勝チーム:Gen.Gを下すという大番狂わせが起きました。といってもRNGも押しも押されもせぬ名門チームであり、且つ、本年度のMSI優勝チーム。「番狂わせ」という言葉がそもそも不適切なのかもしれませんが、とはいえ中国リーグのサマーシーズンで4位と苦しみながらWCSもプレイインから参加、しかもグループ2位枠から勝ち上がりで登ってきたRNGが今大会の優勝候補の筆頭でもあるGen.Gを下したのは非常にエキサイティングな展開と感じました。

※該当ゲームのVODはコチラから視聴可能です。


続いて二日目

10月9日も面白い展開がいくつかありました。個人的には先ずは赤枠の部分、筆者の一押しチームでもある韓国の2番手チーム、Fakerを擁するT1がこちらもプレイインから勝ち上がってきたEUのFnatic(サマーシーズン順位は5番手)に1敗を喫すという驚きの展開でした。リアルタイムで試合を見ていましたが、ADCのGumayusi選手のKDAが1/4/2、同じくシーズン中抜群の安定感を維持していたTOPのZeus選手のKDAが0/4/5とファンからすると非常に悔しい展開で終始押される結果となりました。

印象的だったのは下の2シーン。1つ目は3分23秒時点、T1のJG:Oner選手がかなり体力有利を維持しつつカウンターJGに入っていた場面で瀕死のFnatic側BOTコンビが救出に寄り、この画像の直後ヴィエゴとスレッシュがデスしてルシアン&ナミに1キルずつ入るシーン。(ナミはデスしてトータルとしては1:2のキルトレード)Fnatic側に瀕死のプレイヤーが多かったためKeria選手のスレッシュがフックから入ってしまうのですが、結果から考えるとランタンを投げてOner選手を安全に拾い上げていれば、また違う展開があったような気もします。


2つ目はこちら↓

ルシアン&ナミに一定の有利がついていた場面ではあるものの、完全にタワー下に居るGumayusi選手のアフェリオスがこの画像の直後、タワーダイブ気味に切り込んで来るルシアンのコンボで落とされてしまいます。ナミのEスキルなども入っていて想定外にバーストが高かったことは予想されますが、とはいえ調子の良い時のGumayusi選手であれば落ちることはなさそう&SUPのKeria選手もシールドやランタンなどサポートを入れて助けてそうな気もします。T1がグループステージからファイナルまで勝ち上がり結果を出していくにはBOTコンビの調子が戻ることは必須事項と思いますので、是非頑張って欲しいところ。

※該当ゲームのVODはコチラから確認可能です。想い入れの強さからT1の説明部分が長くなってしまいました。。。失礼m(--)m


また、この二日目でもう一つ印象的であったのは黄色枠で囲った第一戦目、EUの一番手Rogueが韓国のDRXを下した試合です。韓国の猛者とはいえ4番手であるDRXをEUの首位チームが落とすのは珍しくないのでは?と感じられる方もいるかもしれませんが、個人的に中国&韓国の上位チームは1番手~4番手の差異が非常に少なく、どのチームも優勝の可能性がある強豪チームと考えており、他のリージョンとは完全に一線を画す存在と認識しています。それをRogueが下したのは嬉しい誤算というか、他のリージョンのレベルが上がってきていることを象徴するような出来事と感じました。

そして最後に3日目、10月10日の注目の1戦はこちらも中国vs韓国の1戦。プレイインから勝ち上がってきたDRXが中国のシーズン1位チームであるTESを下すという、こちらも非常にエキサイティングな1戦を魅せてくれました。

グランドファイナルでJDG(中国の優勝チーム)に負けはしたものの、シーズン中14勝2敗で同率首位(ポイントが若干有利でシーズン首位はこのTESだったはず)を獲得したチームをプレイインステージから上がってきたチームが倒すというのはこれまた一つの快挙といえば快挙とも言え、この2022年のプレイインステージが如何に過酷な環境であったかを物語っている気がします。

※該当ゲームのVODはコチラから視聴可能です。

こうして振り返ってみるとDRXは色々な意味で台風の目の一角、とも言えそうですね。T1の復調を期待しつつ、この先17日まで続くグループステージ後半戦も見守りたいと思います。ノックアウトステージで活躍するT1の雄姿が是非見たいです☆T1の優勝チームスキンが出たら、全部買っちゃうなキット。。。(=~=;;